マーブルコートフライパンは本当にいいものなのか

マーブルコートフライパンは、フッ素加工フライパンの進化形

これまで一般家庭でおもに使用されてきた便利なフライパンといえば、フッ素加工のフライパンでしょう。テフロン加工のフライパンも普及していますが、これは呼び方が異なるだけで加工原理も製造工程も同じ、つまりフッ素加工と同等の性能をもつ製品です。

 

本来なら鉄鋳物のフライパンがあらゆる調理にすぐれ耐久性もバツグンなのですが、いかんせん女性の細腕には重たすぎるのがネック。そのため機能はすぐれていても、よほどの料理好きかプロの調理人などユーザーはかなり限られてきました。

 

そこへ軽くて汚れもつかず、お手入れが簡単なフッ素加工(テフロン加工)フライパンが登場して大ヒットしたのです。でも問題点は表面のフッ素加工がキズつきやすくてはがれやすく、そのため金属ヘラはつかえないことでした。フッ素加工がキズついたりはがれたりすると黒焦げや熱ムラの原因となり、結局は使い捨てするケースが多かったのです。

 

マーブルコートフライパンはこのフッ素加工フライパンの弱点をクリアしてを進化させ、耐久性をプラスしたもの。特殊4層マーブルコーティングはじょうぶでキズつきにくくなめらかなので、食材が焦げつきにくいフッ素加工の長所を生かしたまま金属ヘラもつかえる利便性をもっています。